中学生の頃、流行ったマンガに『サーキットの狼』と言う作品がありました。
当時の少年達にスーパーカー・ブームを巻き起こす引き金となった作品です。
勿論中学生の私には車を持つ事はできないので
もっぱらスーパーカーのプラモデル作り
自分の自転車に好きな車の名前を付けて
走り回っている事ぐらいしか出来ませんでした。

 

自転車で車に負けまいとスピードを出したり
カーブをブレーキもかけずに後輪を滑らせて走ったりして
遊んでいる毎日でしたので
自転車を壊しては親に怒られるバカ息子ぶりを発揮していました。
そして雪道の面白さを知ったのもこの頃でした。

 

社会人になり通勤に車が必要になったので
入社した自動車会社の整備工場長の勧めもあり
以前『サファリーラリー』などで優勝をした事もある名車
三菱ランサー(A73)を中古で購入しました。
美しい曲線とL型のテールランプが魅力的で
以前からとても大好きな車でした。

 

しかしやはりどこにでも悪い先輩はいるもので
純真無垢な若者を言葉巧みに悪の道(改造)へと引きずり込んでいき
そしてもともと凝り性の若者はいつしか自分から深みにはまって行きました。
改造といっても無駄な事はしたくないので
あくまでも性能の向上を目指す物だけを取り入れました。
どこかの族のように音だけとか格好だけといった改造はしませんでした。
外観はおとなしい『羊の皮を被った狼』を目指したのです。

 

サスペンションのバネの硬さを変更。
吸気系・排気系の部品交換。
エンジン内部の高性能部品の装着。
車体の軽量化など
思いつく改造は全て自分の手で行いましたし、
事故ってエンジン・ミッションは勿論、ボディを載せ変えたこともありました。
就業時間後、夜な夜な整備工場を使わせてもらい
一人や時には同僚と改造をしては走りに行く毎日だったのです。

 

夜中の山道を走っている時に崖から車を落としてしまい
数時間掛かって山から歩いて下りて来た事もありました。
走っているすぐ側を熊が歩いていた事もありました。
夜中に友人をたたき起こし山奥まで迎えに来させた事もありました。
今考えると無謀だったのかも知れませんが
若かった当時は何とも思ってなかったのです。

 

20代はもっぱら悪路や雪道ばかり走っていましたが
30歳の頃からジムカーナを始めました。
但しライセンスを取るのは面倒だったので
ライセンス無しで出られる大会にだけ出場していました。
その後友人達と年に1回から2回集まって県内のスキー場の駐車場を借りて
仲間内だけのジムカーナごっこをするようになり
40歳を過ぎた今でも続いています。

 

今迄に乗った車達。

三菱 ランサー 1600(事故により廃車)
三菱 ランサー 1600(2代目)
スズキ アルト 550(通勤用)
三菱 デボネア 2600(通勤用)
三菱 コルディア 1800(通勤用)
三菱 ランサーEX 2000 ターボ
三菱 ランサー 1800 ターボ4WD
 三菱 トッポBJ 660 ターボ4WD

 

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